<総コレステロール値(血液生化学検査)>
総コレステロール値(血液生化学検査)
血液中の脂質には大きく分けて細胞膜や性ホルモンの材料となるコレステロールと呼ばれる脂質と、飢餓時など非常時のエネルギー源として皮下組織を中心に蓄えられる中性脂肪があります。
前者のコレステロール全体の値を総コレステロール値といいます。コレステロールは油ですから血液には溶け込みません。そこでコレステロールをたんぱく質で包み込んでリポ蛋白という形で運搬します。このリポ蛋白の中で生活習慣病を考える上で大変重要な役割を持っているのが、LDLコレステロールとHDLコレステロールと呼ばれるものです。
検査結果には「総コレステロール」、「TC」、「T-Cho」などと表示されています。
総コレステロールの基準値
| 表 冠動脈疾患の予防、治療の観点からみた日本人のコレステロール値適正域および高コレステロール血症診断基準値 |
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| 総コレステロール値 | LDLコレステロール値 | |
| 適正域下 | 200mg/dl未満 | 120mg/dl未満 |
| 境界域 | 200から219mg/dl | 120から139mg/dl |
| 高コレステロール血症 | 220mg/dl以上 | 140mg/dl以上 |
(日本動脈硬化学会 1997.)
日本動脈硬化学会では2001年6月「動脈硬化性疾患の予防と治療のためのガイドライン(案)」を発表しています。この案では総コレステロール値だけの基準値を見れば20mg/dl引き上げられた数字になっていますが、LDLコレステロール値の関係だけでなく、HDLコレステロール値、中性脂肪値との関係を重要視しているようです。